外壁塗装でのDIYについて

外壁塗装のDIYについて

外壁塗装は、専門的な知識・技術がある程度必要になるという事もあって、業者に依頼する方がほとんどです。

数年前から「DIY」という言葉を聞くようになりました。
日曜大工と同じ意味で、自分で材料の仕入れから工事まで行うというものです。
趣味で行う人もいれば、費用を抑えるために、自分で施工をしたいという方もいるでしょう。

今回は、外壁塗装でDIYは可能なのか、という事について記載していきます。

DIYでの塗料選び

塗料には種類があり、それぞれの特徴を知る必要があります。
耐久性や価格などは下記の記事を参考にしてください。
⇒「外壁塗装の塗料の種類は何がおすすめ？価格は？」

塗料にはグレードがあり、おおまかにアクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料とあります。
単に安いというだけで塗料を選択すると、失敗に繋がってしまいます。
また、耐久性だけではなく、断熱効果のある塗料や防水性の高い塗料などもありますので、しっかりと塗料の特徴を知る事は重要です。

DIYで漆喰壁にしたい

外壁用の漆喰塗料も販売されていますので、そちらを利用する事で漆喰壁にする事は出来ます。
施工自体は非常に技術がいるため、ムラなどの事も考えると自分で行うのはリスクが高いと思います。
DIYにて行うとしたら、出来るだけ手順が簡単な商品を選択するようにしましょう。

DIYの道具

実際に必要になる道具としては、下記のような物が必要になります。

上記以外でも状況によって必要な物はあります。
ホームセンターにおおよそ販売していますので、専門のスタッフに聞いてみるのも良いと思います。

養生について

養生は、塗装をしない部分をビニールやテープで覆う事で、保護をする行為です。
マスカーと呼ばれる専用の道具で養生するようにしましょう。
ホームセンターにも売っていますので、購入して養生をしっかりと行うようにしてください。

DIY費用は？

おおよそ30万円〜50万円程度と言われています。
使用する塗料などによっても費用は異なります。
おおよそホームセンターにて道具は揃いますので、実際に自分の目で見に行くのも参考になると思います。

足場の費用は？

足場の設置というのは、経験のない人にとっては一番難関になると思います。
はしごなどで行おうと考えている人は、非常に危険なので注意してください。

塗装の手順

塗装の手順としては、おおまかに下記を参考にしてください。
⇒「外壁塗装の流れについて」

一番重要な事は、下地処理をしっかりと行うという事です。
通常であれば、高圧洗浄などを利用して、丁寧に下地処理をしていきます。
この部分をしっかりと行わないと、塗料の密着度が低下して、耐久性にも支障をきたします。

また、ひび割れなどがある場合には、シーリング材にて補修をしなければなりません。
変成シリコン系シーリング材がオススメとなっています。

塗装に関しては「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回を行うようにしてください。
3回未満の場合にも、耐久性に問題が生じる可能性がありますので注意が必要となります。
また、塗料の乾燥の期間を設ける事も非常に重要です。

DIY塗装の失敗

DIY塗装で失敗したという人は多くいます。
やはり知識・技術がいる作業になりますので、安易に行うと最悪の事態になる可能性もあります。
色ムラ・仕上がりによる失敗などがあります。

失敗した後に結局外壁塗装業者に依頼すると、余分な費用がかかる可能性もあります。

外壁塗装業者に依頼するメリット

最初からプロに依頼する事は非常にメリットがあります。
確かに費用面でDIY塗装の方が安く収まる可能性がありますが、耐久面・仕上がり・時間・安全面の事を考えると、プロに依頼した方がメリットが高いという場合も考えられます。

業者選びによって、価格やサービスなども大きく変わってきます。
もしもプロに依頼する際には、複数の業者と比較する事をオススメします。